
お気に入りの風景と暮らす
休日に立ち寄った書店で何気なく開いた雑誌。
SNSでたまたま流れてきた、誰かの部屋の写真。
友人の家に飾られていた一枚の風景。
そうしたふとした出会いに、「なんかいいな」「こういうの、落ち着くな」と感じることがあります。
眺めているうちに、「こんなふうに飾ってみたら、自分の部屋にも合いそうだな」「これ、ちょっと真似してみたいかも」と、自然と想像がふくらんでいく。
それはきっと、自分のなかにある“好き”や“心地よさ”と、どこか響き合っているから。
気づけば、部屋の一角を少し整えてみたり、お気に入りのものの置き場所を変えてみたり。
そうした小さな行動をきっかけに、見慣れた風景が、少しずつ自分らしく感じられるようになっていく。
「自分の暮らしには、こんなふうに愛着を持てるものを増やしていきたいな」
そんな気持ちが、自然と湧いてくるかもしれません。
Out of Framesは、“誰かの大切なもの”にまつわるストーリーを届けるメディアです。
こだわって選ばれ、丁寧に飾られた写真やモノたちを通して、
その人の眼差しや、暮らしの豊かさをそっと映し出していきます。
暮らしの中に、そうした“愛着を持てるもの”を取り入れる方法のひとつが、「写真を飾る」ということ。
私たちは、そう考えています。
お気に入りの写真を飾ると、空間の印象が変わり、そこにある風景が日常の一部になっていきます。
朝の光の中、コーヒーを片手にふと目にした写真に、旅先の風がよみがえる。
懐かしい景色が、ただの思い出ではなく、鮮明な記憶としてそっと寄り添ってくれる。
あるいは、まだ見ぬ風景を飾ることで、「いつか行ってみたい」「この中を歩いてみたい」という想いが、少しずつ膨らんでいく。
写真を飾ることが、気持ちを動かし、実際の行動へとつながっていく。
この小さな体験を、もっと多くの人に届けたい。
FROM_SOMEWHEREは、「飾ること」から始まる変化や出会いを大切にしています。
Out of Framesでは、そうした世界を体現している人たちのストーリーを通して、
写真のある暮らしの豊かさや、その先に広がる風景を伝えていきます。