壁を飾って、暮らしを楽しむ #02

FROM_SOMEWHEREで取り扱っている額以外でも、写真を飾るのにオススメなアイテムや飾り方をご紹介。
自身の気分を高めてくれたり、暮らしに彩りをくれる、そんなお気に入りの一枚をぜひ飾ってみませんか。


2回目の今回はこちらのフレームです。

MOEBEのフレーム。
MOEBEは建築家と家具職人が創業した、デンマーク・コペンハーゲンをベースにしたプロダクトブランドです。

その代表的なプロダクトのひとつがこのフレームなのですが、まず見て驚くのが透明なこと。背景に溶け込みながらも存在感をはなつ、従来のフレームとは一線を画すデザイン。

構造もとても面白くて、こんな風にばらばらのパーツを組み合わせます。

セットになっているパーツはこちら。

・溝の入ったフレーム用の角材 × 4本
・アクリル板 × 2枚
・大きな輪ゴム × 1本

これらをまずは、2枚のアクリル板に挟む形で写真をセットします。そして4本のフレームの溝をこのアクリル板に差込む形ではめ込み、最後にゴムで周りを囲いとめるんです。このゴムでとめるのが初めてだと、ちょっと難しかったですが慣れると問題なしです。

実際に入れて見たのがこちら。今回はこの透明感を活かしたく、A3サイズのフレームにA4の用紙に出力した作品を入れて、余白を設けています。

写真は透明感を生かすような形で、涼しげな一枚をセレクト。
サイズに関してはもう一回り小さくしたり、もしくは正方形など比率を変えて見てもいいかもしれない。この飾り方の場合は、写真の周りの白いフチはなくてもよさそうですね。

また、シンプルに通常のフレームのようにも使用することができます。これはA3の用紙に十分な余白をとって出力した作品を、マットなしで入れ込んだもの。

フレームもA3サイズなので、ぴったり。
透明さは一切無くなりますが、これはこれで木のフレームはおしゃれだし、本来額装で必要になるマットも不要な、このシンプルな構造はそれだけでも魅力的。

あと、ぼくがオススメしたいもう一つの飾り方、それがこちら。

MOEBEのサイトでサンプルを見ていただくとわかるように、花や植物を押し花のように挟み作品にすることができるんです。

もちろん写真を入れるのもいい見せ方だけど、透明感を活かし、この額がよりはえるのはこの見せ方かもしれない。自然の美を堪能できるフレーム。ナチュラルな外枠ともよく合う。


あとは飾り方。一見フックなど見当たらないけど、立てかける以外に壁に飾ることはできるのだろうか。そこで試して見たのがこちら。

引っ張ったゴムと額の間に吊るす用の紐を通し、そこを引っ掛ける方法。サイトを見ると伸ばしたゴムを直接ピンにかけてたけど、なかなかゴムの力も強く、伸ばしながらかけるのはちょっと怖かったので、革紐を間に入れてみました。

ゴムは伸びるけど、これはこれで良さそう。フレームが外れることもなく、かっちり作品が挟まっている。なかなかにいい作りです。飾るとこのようになります。

一般的な額と比べると少し値が張るのですが、デザイン性も高く、ミニマルな構造でおすすめ。よくこの構造を思いついたなと。

小さめのポストカードや写真などもよく合うと思いますし、あとはなんといって、植物や花など、写真以外のものにも幅広くフレームで飾るという概念を与えてくれる、素敵なアイテムです。

ご興味ある方はぜひお試しを。

FROM_SOMEWHEREでは、ショップで取り扱いのないサイズや額、飾り方についてのご相談などもお受けしています。今回ご紹介した額に合う形での調整も可能ですので、気軽にお問い合わせください。

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