壁を傷つけない
「立てかけ」アートの飾り方
Tips for displaying
賃貸でも壁を傷つけず、写真を気軽に楽しめる「立てかける」飾り方をご紹介します。
- ・壁に穴を開けなくても、上質なアートのある暮らしは叶うこと
- ・気分や光の入り方で、気軽に配置を変えられる自由さ
- ・木の質感に触れる心地よさ
- ・「立てかける」からこそ生まれる、余白と視線の緩み
賃貸だから、という理由で諦めていませんか
引っ越しの多い暮らし、原状回復の制約、そもそも壁に穴を開けることへの抵抗——理由はさまざまですが、「壁掛けのアートは自分には難しい」と感じている方は少なくないように思います。
かといってポスターを画鋲で留めるのは、なんだか部屋の空気を軽くしすぎてしまう気がする。重厚な額縁を壁の真ん中に構えるのも、少し身構えてしまう。そんな迷いに対して、FROM_SOMEWHEREがひとつ提案したいのが「立てかける」という飾り方です。棚の上に、サイドボードの隅に、ときには床にただポンと置くだけ。それだけで、驚くほど自然に風景がその場に馴染んでいきます。
届いたその日に、飾れるという気楽さ
立てかけるスタイルであれば、壁の位置を測ったり、水平器を使ったりといった準備は必要ありません。箱を開けて、好きな場所にそっと置く。それだけで、部屋の風景が変わります。
もうひとつ良いところは、気軽に場所を変えられることです。今日は窓辺の光が気持ちよく差し込む棚の上に。週末には、寝室のチェストの上に移動してみる。朝と夕方では、同じ写真でもまったく違う表情を見せてくれることに、ふと気づかれるかもしれません。
季節の変わり目や模様替えのタイミングに、壁の穴を気にすることなく暮らしの風景を「編集し直せる」自由さは、想像以上に心地よいものかもしれません。

木が呼吸する額縁、触れるたびに育つ質感
立てかける飾り方は、額縁そのものに触れる機会も生んでくれます。FROM_SOMEWHEREのウッドフレームは、DENTOという広島の額縁職人がひとつひとつ手がけたもので、「ソープ仕上げ」という技法が使われています。これは石鹸水を木に染み込ませて仕上げる方法で、ウレタン塗装のようにツヤのある膜を張るのではなく、木そのものの素肌をそのまま活かす仕上げ方です。
はじめて手にしたときには、そのさらさらとした手触りに、きっと少し驚かれると思います。壁に掛けてしまうと気づきにくいこの質感も、立てかけて日々何気なく触れるからこそ、じんわりと愛着に変わっていくのかもしれません。
あえて傾ける、余白をつくるという編集
立てかけるという行為は、「置き方を選べる」という小さな自由も連れてきてくれます。まっすぐ正面を向けて置くのもよいですし、少し壁に寄りかからせて斜めに傾けてみるのも素敵です。手前に小さな植物や本を添えて、あえて写真の一部を隠してしまうのも、ひとつの編集のかたちかもしれません。
大切なのは、正解を探すことではなく、そのときの気分に合わせて配置を試してみることだと思います。そうした小さな編集を重ねるうちに、その一角はきっと、自分だけの風景になっていくはずです。
まとめ
- ・立てかけは壁を傷つけず、届いたその日から気軽に楽しめる飾り方
- ・気分や光の入り方に合わせて、場所を自由に変えられる
- ・ソープ仕上げの木の質感は、触れるたびに愛着へと育っていく・
- ・傾けたり、余白を残したりする小さな編集が、自分だけの風景を生む
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